METAL BUILD プロヴィデンスガンダム
Category : ガンダム
■未開封品■

『機動戦士ガンダムSEED』より、プロヴィデンスガンダム


X09A ジャスティスやX10A フリーダムと同じZGMF-Xシリーズの系列機で、

シリーズ内では後発の機体としてX12A リジェネレイトとともにロールアウトされた。

ほかのZGMF-Xシリーズと同じくニュートロンジャマーキャンセラー (NJC) 搭載型の核エンジンやフェイズシフト装甲(PS装甲)、マルチロックオンシステムなどを標準採用し、

シリーズ内ではプラントの最終防衛線での運用を想定されている。


当初は、4本のビームサーベルを装備した近接格闘機として設計されたが、

高い空間認識能力をもつラウ・ル・クルーゼがパイロットに決定したことと豊富な核エネルギーを有効活用する目的で、機体背面と腰部周りに専用プラットフォームを増設したドラグーン・システム搭載機となった。

これらのプラットフォームは基礎設計の完了後に急遽後付けされたため、機体と背部プラットフォームを接続するための量子通信ケーブル2対が腹部側面に露出しているが、ケーブル自体をPS装甲で覆うことで弱点化することを防いでいる。

また、格闘機の名残として全体が重装甲かつ重量化しており、ドラグーン・システムとの同調を優先した結果運動性も低下しているが、強化されたスラスターでこれを補っている。


コックピットはフリーダムやジャスティスと共通規格となっているが、ドラグーン搭載による仕様変更なのか、他機のような胸部ではなく腹部側に位置している。

操縦用のOSには、ほかのZGMF-Xシリーズと同様の「G.U.N.D.A.M.COMPLEX」を搭載する。

そのほかの特徴として、頭部にはクルーゼが身に着けている仮面を模した形状のフェイスカバーが取り付けられている。

完成度自体はほかのZGMF-Xシリーズに劣るとされるが、強力な兵装による戦闘能力は、C.E.71年における全MSの頂点に立つといえる。
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